坂戸鶴ヶ島医師会立看護専門学校

情報公開

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学校評価

当校の「学校評価」は当校が行う教育活動、学校運営の状況について評価し、実効性のある改善案を示したりすることにより、組織的・継続的改善を図ることを目的としています。
 そのため当校では自己評価及び学校関係者評価による充実を図り、外部からの率直な意見等を改善に反映させるとともに、教育活動、学校運営の透明性と信頼性を維持、向上を図り教育の質向上に邁進します。
 当校では以下の内容を参考資料としております。

自己評価学校関係者評価
・学生による授業評価・臨地実習評価
・臨床指導者による臨地実習指導評価
・講師会議・カリキュラム評価分科会等における非常勤講師との意見交換
・年次カリキュラム評価
・学校運営評価(学生アンケート・当校作成の評価表) 
・保護者アンケートによる評価
・卒業生就職先アンケートによる評価
・地域活動関係者等からの意見
・学校関係者評価について

今回は、令和5年度学校運営評価、全科目の授業評価・実習評価の実施結果を報告します。

令和5年度 学校運営評価

昨年に引き続き、9カテゴリー38項目で実施した。
 【地域に貢献する】という教育理念の中で「Ⅸ地域との連携」が1.4ポイント上昇したことは、コロナ化で自粛していた地域イベントの開催やよさこい祭りの参加、市の防災訓練への参加協力などが復活し学生が活動できたことによる。
 また新カリキュラムが2年目を迎え、教育課程編成に関わった教員が意図的に教育活動を行えたことやそのため設備備品教材を整えた点が前年度のポイントを超え、反面学生支援について結果に結びつかない点で「Ⅳ学生生活への支援」が0.2ポイント低下している。
 各カテゴリーに対する課題は以下のとおりである。

Ⅰ.学校経営Ⅱ.教育課程・教育活動Ⅲ.入学・卒業対策
学校運営は教育目標到達に向けて機能している。当校の特色を教育活動により反映できるように運営していくことが課題となる。
昨年からの課題であるが、会議の持ち方については、業務煩雑さの中不定期な開催であったり、報告会で留まる傾向がみられ改善するに至らない。だれもが主体的に意見交換できる雰囲気作りと効率的に短時間で討議が行える事前準備(資料の提示等)の会議運営方法を模索したい。
次年度からすべての学年が新カリキュラムの運営となる。まずは新カリにおける教育課程とディプロマポリシーの達成度から教育課程を評価、修正する。
学習方法が確立していない学生や困難性のある学生に対するかかわりや授業方略についてなお一層充実を図る。その為常に課題を抽出しつつ一貫性のある指導方法を展開することが課題となる。
定員確保は最重要課題である。受験者の増加に向けて新たな対策を検討する。また退学者を出さないよう、学生が「困難に対しても継続して取り組む動機づけ」を持たせる関りを模索する。
国試対策は、[医学書院国家試験対策Webフルプラン」から「メディックメディア」への変更を考えている。学生自らが学習したという行動で満足するのではなく学習した結果どうだったのかを認識し、学習行動に移れるような教材選択が課題である。また、国家試験対策に特化した講師を日々の講義と連動させながら導入し学習の質を上げることも課題であり「国家試験学習時間」という当校の特徴的な時間割の活用方法も課題となる。
就職支援は継続とする。
すべての活動が成果に結びつくことを目指す。
Ⅳ.学生生活への支援Ⅴ.管理運営・財政Ⅵ.施設設備
理解する、活用できる知識の獲得といった目標達成の学習行動が定着できる支援のあり方をさら検討する。まず一つには「国家試験学習時間」の意図をもう一度説明し、意図的な講義日程の配置と時期ごとに何が課題となるかを伝えて目的をもって活用できるような仕掛けを考える。
悩みの共有や学習方法について自ら解決できる場面を作る機会として示唆が与えられるような取り組みを検討する。
予算は適正に管理執行されている。基本収入の収入減は確実に影響が出る。各項の厳しい予算計画により一層の執行管理を行い収支を見据えて適宜執行する。
学生の意見の反映については、アンケートだけでなく、学年担当のかかわりをさらに強化し意見や感想を聞き学生への満足につなげていく。
適宜対応ができており過不足なし。
教材備品の活用を積極的に行うことで有効活用と、実情に合わせた消耗備品を活用していく。
Ⅶ.教職員の育成Ⅷ.広報Ⅸ.地域との連携
教育目標達成に向けて教員が新しい知識を教育実践に取り入れてくことは必須である。教育指導での困難性は抱えているものに対しての改善策や自己の対応への気づきとなるような方略の一つとして研修を位置づけて学びの共有ができる場を作ることが必要と考える。
コロナ禍から日常にシフトする中で、研修もリモート実施が継続展開されている。受講環境(職務免除)を整え、活用する意識を持つ。
定員確保の観点からも大きな課題となる。
適時、情報を刷新する。SNS利用を展開したい。
また、広報活動としては、昨年度実施した商業施設での地域活動を効果的にアピールの場としたい。
ハード面の施設の開放は管理上難しい。今年度で「37」は設問から除外したい。その分地域に向けての活動を定着させていきたい。カリキュラム外となる活動を学校行事として位置づけ学校全体での取り組みとして展開して行きたい。

授業評価・実習評価

1.授業評価の取り組みについて

自己点検自己評価の努力義務化を受け、平成21年度より学内教員及び部外講師の先生方に授業評価アンケートのご協力を頂き、授業評価を実施しております。その結果を今後の教育活動に反映していきたいと考えております。

2.方法について

 講師が担当した範囲について、終講時にアンケート用紙(別紙参照)を配布し、学生に無記名で回答、集計結果(データー集計一覧・自由記述欄記載のコピー)を担当講師にお渡ししております。学校ホームページに分野単位での公開をしております。

  今年度については新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、一部実施を見合わせた科目がありました。又、実習についても前半・後半で一部臨地実習・学内と、学生の修学状況が同一でない点から一部のみの実習評価となっております。

尚、今年度は昨年度との集計科目数が大幅に違う為、比較をしておりません。

令和5年度 授業評価アンケート結果について

令和5年度 実習評価アンケート(学生)結果について


講義実施においては講師会議総会・分科会を実施し、部外講師とともに教育内容の精選と教育方法の充実を図っております。学生の評価が平均的に低い設問1から4は、学生自身の学習姿勢についての問いです。学生の主体的な行動がとれるよう示唆できる関わりが課題です。

令和5年度 学校関係者評価について

令和年5度 保護者および卒業生就職先アンケートについて

保護者アンケートによる評価

保護者アンケートの対象は、社会人学生で保護者にあたる人がいない人もいるため、30歳以下で保護者の庇護のもとにある学生の保護者に実施した。
在校生アンケートと保護者アンケートの結果は概ね一致していた。学生の意見が保護者アンケートに反映している。
全体にプラス評価ではあったが、マイナス評価がついた項目がいくつかあった。それぞれの学年の置かれている状況やその学年の学生像が反映されたものとなっている。
2.3年生の昨年度の在校生アンケートと保護者アンケートと比べてみると、いずれもマイナス評価の比率は下がっており、当校の学校教育に関する理解は概ね得られていると考えられる。

卒業生就職先アンケートによる評価

令和5年度 成績評価

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